山川:風流堂:島根県松江市
今回の風流堂さんのお取り寄せラストは、「山川」。
取り寄せた後で、知ったのですが、なんでもこの「山川」、日本三銘菓の一つなのだそうです。もうそんなに有名ならわたしが語ることもなくたぶんあちこちで語られていることだろうとは思いますが、せっかく取り寄せたので、記事にしてみました。
こちらが、「山川」のパッケージ。シンプルでしぶい。
なんでも、この「山川」、明治の末期には姿を消したそうですが、風流堂さんが復元したそうなのです。そういえば、同じ島根の、「若草」は、彩雲堂さんが復元してますよね。やはり松江は和菓子レベルが高いのでしょうか?
ふたを開けると、リーフレットが入っていました。
さらにそのリーフレットを取り去ると、中からピンクと白の長い棒状のお菓子が出現。
しばし、呆然。自分的には、「若草」のように、一つ一つわかれているものだと勝手に想像していたから。これ、切るのかな?そう思い、ひっくり返したら、切れ目がついていました。
手で折ると、ぽきっと折れそうに思えますが、実際折ってみると、じわーーーーーーーっと、ゆっくり折れている感じです。包丁で切り分けました。
紅白並んでいると、なんとなくめでたい感じがしますね。早速いただいてみます。こういうものは、固くてかりかりしていると思っていたのですが、かむと、しっとり、ふんわり、じわっと柔らかい感じ。若草の外にまぶしてある緑色の集合体という感じ。かなり甘め。
なんとなく、口の中でもっさりしてきたので、コーヒーを飲むとあっという間に口の中で溶けました。ちょっとびっくり。
入っていたリーフレットには「抹茶本来の風味を引き立てる」とあったのは、こういうことかとちょっと納得。きっと、抹茶をいただくと、さっと口の中で「山川」が溶けて、抹茶の風味と、「山川」のすっきりとした甘さがうまく調和するのでしょうね。
コーヒー片手に食べていましたが、ああ、抹茶があればいいのになあとちょっと残念。やはりコーヒーと「山川」では今一つあいません。日常的なおやつではなく、これは、やはり、茶席の和菓子なんだろうなあと思いました。いつかまた、抹茶と一緒に「山川」をいただきたいです。
お取り寄せするなら、是非抹茶のご用意を。
風流堂和菓子お取り寄せ情報
更新:2018/07/29
松江の一畑百貨店楽天市場店、風流堂直営ショップでお取り寄せができます。
購入はこちら ▶ 風流堂通信販売サイト