花びら餅:良平堂:岐阜県恵那市
良平堂の花びら餅。届くのを楽しみにしていた良平堂の福箱の中の一品です。
年もまだ明けていないというのに、ブログに書かなくちゃということを理由に早速いただいて、おいしかったので、あらかた食べてしまいました・・・ああ、だめだめ、残った二個は残しておかなくちゃ。
良平堂の新年福箱
先日の記事にも書いた良平堂さんでお取り寄せした和菓子が、昨日届きました。こちらは、同梱用に注文した初春の福箱。
とても可愛いパッケージで春を感じさせます。包装紙をとったところ。中には、春らしいデザインのお品書きも入っていました。
上生菓子、花びら餅、栗きんとん、福柿が入っています。
いざ、花びら餅!お取り寄せレビュー
さて、気になる花びら餅です。花びら餅は、この福箱セット以外にも、オークションで落札したものも届いています。
この花びら餅というのは、前回の記事でも書きましたが、皇室の正月行事に使用される「菱はびら」に由来し、明治時代に裏千家が宮中より許され、初釜の菓子として使われるようになったのが、始まりと言われ、現在にいたっています。(参考書籍:事典 和菓子の世界)
で、この花びら餅、どんな和菓子かというと、求肥で味噌餡とごぼうを包んだ和菓子なのですが、まだ食べたことのない自分が想像するには、「味噌」と「ごぼう」の和菓子というのを聞いただけでは、ぶっちゃけ、とてもおいしそうとは、思えないのです。味の想像がつかない・・・
じゃあ、なんでそんなもの頼んだのかと言うとやはり、最近クリスマスの和菓子以来、行事ものも興味があるので、おさえておきたい?そんな感じです。
前説は、このくらいにして、「百聞は一食にしかず!?」いただいてみることにします。
求肥が甘くて、ごぼうも甘い。ごぼうがきんぴらごぼうみたいに固いのじゃないかと思えど、さにあらず。ごぼうの歯ごたえはおさえられているのに、しゃきっと感は残っていて、でもすじすじしてなくて、柔らかい。ああ、まどろっこしい。言葉で言い表しにくい食感。不思議感覚。
みそあんは、少ししょっぱい。でも甘い?あまりこういう味は味わったことないので、ちょっと混乱。
甘いごぼう+みそあん=まずそう!と思うでしょ?でも、おいしいんだな、これが。この組み合わせでなぜ、うまい?と、とっても不思議。ついつい、ばくばくと食べちゃいましたわ。
ちなみに、半分に切った花びら餅を分解するとこんな感じです。
聞いただけでは、きわものっぽい気がするけれど、やはり皇室由来で、明治より作られている花びら餅には、使われ続けているおいしさがあるんだよ、と納得したのでした。
不思議系の味なのにおいしかった♪あと2つ残してあるの、お正月に食べるの楽しみです♪
次回は良平堂の正月用上生菓子をレビュー予定です。 続く >>>
良平堂の和菓子お取り寄せ情報:2021/02/20
良平堂の和菓子は、Yahoo!ショッピング、楽天市場などでお取り寄せできます。
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コメント
お正月のお菓子、やはり晴れやかで美しいですね~^^
私はまたまた贔屓の小倉山荘さんから新春のふきよせを取り寄せました。お正月に家族でいただくのが楽しみです。「花びら餅」、来年は私もブログで取り上げたいなあ、やはり和菓子は歴史や背景、暦に注目することで一層面白みが増しますね!
今年はたからにゃさんのような和菓子好きなかたに出会えて嬉しかったです。来年もよろしくお願いいたします。良いお年を♪
pecoさん、こんにちは。
pecoさんは、小倉山荘さんで、新年を迎えられるのですね。小倉山荘さんの吹き寄せも正月を堪能できそうで、楽しみですね~♪
少しづつでも、和菓子を通じて、日本の伝統文化のこと知ることができるとよいなと思っています。
こちらこそ、pecoさんとお会いできて、充実した一年でした。来年もよろしくお願いいたします。よいお年を☆