ひらいの上生菓子2008年9月:秋桜・秋の草・こぼれ藤・嵯峨野
ねりきり:練り切り:上生菓子
2008.10.02
デジカメのレビュー用に久しぶりにひらいの上生菓子を買ってみました。
秋桜
秋の花コスモスを表現した練りきり。そういえば、今年は、庭にコスモス植えてないです。たくさん植えると、背が高くなったコスモスがさわさわと風に揺れるのも風情があります。

秋の草
秋の草とは、具体的に何かある植物をさしているのでしょうか。ちょっと思いつきません。白い練りきりの切れ目から、ほんのり緑色がのぞいているのも、よい感じです。

切ってみると、こんな感じ。なるほど、こうして、表現しているのですね。

こぼれ藤
可愛らしいイメージの薯蕷饅頭。

こぼれた藤の花びらにみたてたのでしょうか。小さなケシ粒のような何か(なんでしょう?)が、饅頭の表面に散らしてあります。

中はこしあん。

嵯峨野
秋の季語すすきの意匠の薯蕷饅頭。

「嵯峨野」(京都市右京区西部一帯)はその昔、貴族の別荘も多く、秋草の美しさで知られたところだそうで、そこから、すすきを連想する地名なのだそうです。(参考:中山圭子著:和菓子の世界)
中はこしあん。

和菓子ももうすでに秋模様です。
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