梅の味を堪能♪磐群(いわむら):源吉兆庵:岡山県岡山市

源吉兆庵の「風雅詰合わせ」の一つ。磐群。漢字が読めません・・・。

(追記:磐群は、「いわむら」と読まれるそうです。源吉兆庵さんにお聞きすると、教えてくださいました。ありがとうございます。)

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きれいな透明ゼリーの中に、丸ごと青梅が入っています。

源吉兆庵の磐群(いわむら)和菓子レビュー

さて、「磐群(いわむら)」は、3種類ある風雅シリーズの一つです。

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風雅シリーズの包装を開封するとわかるのですが、どれも、折り紙を連想させる包装で、和を感じさせるそのコンセプトに、思わず嬉しくなって、開封中の写真を撮ってしまいました。なんだか鶴の折り紙でもしているみたい。

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そして、包装を開いていくと、最後にこの磐群が出てきます。

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早速いただいてみます。このゼリー、梅の香りと味がたっぷり。これは、もしや・・・ああ、やっぱり。材料を見ると、梅酒使ってますね。

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梅酒の梅を食べると、アルコールがきつくて、何故かむせてしまう自分ですが、この磐群の梅は大丈夫。ほんのり梅酒の味がするけれど、甘くておいしいです。中に種があるので、注意。

源吉兆庵さんのサイトを見ると梅酒風味の錦玉羹に青梅をしずめたという説明がありました。このゼリーは、錦玉羹と言うようです。錦玉羹は「きんぎょくかん」と読みます。昨日も紹介しましたが、中山圭子さんの「和菓子の世界」によれば、錦玉羹というのは、「煮とかした寒天に砂糖や水飴などを加えて煮詰め、流し固めた菓子」のことです。(p.52)

「磐群」は、この錦玉羹が梅酒味になっているみたいですね。見ていると何より、錦玉羹に青梅が沈められたその姿が美しくて、ついつい写真をたくさん撮りたくなって、いつもよりたくさん写真を撮ってしまいました。逆光に光る錦玉羹の美しさがなんとも言えません。

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姿も美しく、梅の味と香りを堪能できる一品でした。おいしかったので、また食べたいな。

次回は、続いて、同じ風雅シリーズの、「清水かげ」のレビューです。



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