五家宝(ごかぼう):紅葉屋本店:埼玉県熊谷市
熊谷銘菓の五家宝。「五家宝」と書いて、「ごかぼう」と読むようです。時々おじゃましている生活研究家aikoさんのブログで五家宝が紹介されていたのを見てお取り寄せしてみる気になりました。
見た目が今一歩な気がしてちょっと敬遠していたのですが。
aikoさんの記事を読んでると美味しそうでこうむらむらと食べてみたい気が・・・
こちらが届いた紅葉屋本店さんの五家宝。お取り寄せしたのは、タカシマヤさんのネットショッピングで。
さて、この五家宝、わたしは最初、写真だけ見てピーナッツあられというか、つくねにきな粉をまぶしたような和菓子だと思っていたのですが、違いました。
もち粉で作ったおこし種に蜜をからめ、きな粉に蜜を加えた生地でおこし種をくるみ、のばして切断した和菓子だそうです。(参考:中山圭子著「事典和菓子の世界」)と、聞いてもうまく想像できないですよね。
お店によってもいくぶん違うそうなので、届いた紅葉屋本店さんの五家宝を見てみましょう。
きな粉たっぷり
まず、外側にはたっぷりきな粉がまぶしてあります。このきな粉も香ばしくておいしいんですよ。
ねっちりとした柔らかさ
口に入れると、まずきな粉の香ばしい香りが嬉しいのですが、さくっとかむと予想してなかったそのねっちりとした柔らかさ加減に最初は驚きました。
もっと固いのかと思っていたからです。かりんとうくらいの固さのような「かりっ」という感覚を想像していたのですが、なかのおこし種は「ねっちり」という言葉が一番似合っているような柔らかさ。
「ねちょねちょ」ではなく、あくまで「ねっちり」。
最初は、ぎょっとして、まずいのか?と思ったのですが、1個食べ終わると、もう一個食べたくて、さらに2個食べたくてとどんどん手を伸ばし、あっという間に5個くらい食べてしまいました。
お腹にたまります
全部で、15本入りで、一つ一つの食感がとても軽いので、あっという間に本当に5個くらいは食べれるのですが、後からしまったと思いました。
もち米で作られているせいか、量は大したことない気がするのに、結構お腹にたまります。それも食べて少したってからきます。おおっ、苦しい、食べ過ぎた・・・
食べ過ぎに注意です。
素朴な美味しさ
最近、わらび餅とか、昔ながら系の和菓子にはまっているので、この五家宝もおいしくいただけました。最初は体験したことない味と食感だったのでちょっとびっくりしましたが、食べ始めると割とおいしい。
あられ種のしんなりした食感と甘さ、周りにまぶしたきな粉の香ばしさがくせになります。で、ついつい食べ過ぎて、後で苦しむ、と。皆様もいただく時は、食べ過ぎに注意です。