松涛園(岡山県倉敷市玉島)の和菓子は可愛いし、センスも良いので大好きです。ただ、いつもは、出かけるのが遅くて、上生菓子が売り切れていることが多かったので、今回は、朝早めに出かけました。さすがに朝早く出かけると、上生菓子も可愛いのがたくさんそろっていました。嬉しい!
何個か買ったので、春の季語の和菓子と、夏の季語の和菓子、二回に分けてレポートをお送りします。
すみれ:松涛園
「すみれ」という春の季語の菓銘の上生菓子。栗きんとんのように、ぎゅっとしぼったスミレ色の練りきり(あるいはこなし)の上に、可愛い小さな花が咲いています。
自分用に買ったのですが、可愛いものが好きなこどもに食べられてしまいました。少しだけわけてもらったかけらを食べてみると、やや固めだったので、練りきりのようにも見えますが、こなしでしょうか?中はこしあんです。
藤:松涛園
藤もまた、春の季語。淡い春色の羊羹の上に、可憐な藤の花が一房羊羹のようなもので、描かれています。
上の方は少しふわっとしたカステラ様の食感。藤色の羊羹はあっさり味。
わらび:松涛園
春と言えば「わらび」。
カステラっぽい生地にあんこが入っています。あんこが緑色なのですが、抹茶の味はしなかったような気がするんですが・・・なんだろう、抹茶餡?それともうぐいす餡?なんにせよ、美味でした。
カステラ生地に描かれたわらびの形が愉快です。
うぐいす餅:松涛園
うぐいす餅も春の和菓子。
ぱっと見、黄緑一色ですが、よくよくじっくり見ると、オレンジ色、濃い緑色、黄緑色、いろんな色がまじっています。
中はこしあんでした。
わたしは「藤」と「わらび」をいただきましたが、どれも上品で美味しい味でした。やっぱり松涛園さんの和菓子って好きですネ☆
次回は、松涛園さんの夏の季語の和菓子。
続く >>>
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